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『プロメテウス』『コヴェナント』のネタバレ感想・考察・あらすじ(3)

どーも、映画研究家の丸山です。

プロメテウス/Prometheus

プロメテウスは、2012年に製作されたアメリカ映画です。エイリアンシリーズの前日譚でありながら、米国ではそこが伏せられていたため、内容を観てエイリアンシリーズと気づく人が多かったそうです。

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引用元:https://www.imdb.com/title/tt1446714/

コヴェナント/Alien: Covenant

コヴェナントは、2017年に製作されたアメリカ映画です。プロメテウスの続編であり、登場人物、ストーリーが繋がっています。前作のプロモーションに反省があったのか、本作ではAlienと付記され、エイリアンシリーズである事を隠さなくなりました。

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引用元:https://www.imdb.com/title/tt2316204/

比較的どうでもいい?事

シリーズを通して見ていると当たり前すぎて意識しないような要素が、実はとても特徴的である場合があります。
そんなエイリアンあるあるを集めてみました。

前回の記事はこちらからどうぞ。

アンドロイドは毎回内緒

毎回アンドロイドが随行しますが、その事は秘密である事が多く、誰がアンドロイドなのかも明かされません。プロメテウスシリーズでは、デヴィッド型がアンドロイドである事をクルーは知っていて、人間がコールドスリープしている間の船の管理をしています。

アンドロイドは敵とは限らない

初代アンドロイドは、こっそりエイリアンを持ち帰ろうとします。二代目アンドロイドは、人間を救います。敵かと思うと味方。そしてまた敵。人のために開発されたアンドロイドなのに、敵味方が毎回異なります。

その中でも、プロメテウスのデヴィッドは最悪のアンドロイドです。人類を滅亡させ、自分の理想を優先させました。それに対し、ウォルターは人の味方であり、デヴィッドと戦いました。しかし、「自由な意志を持つ」という、より人間に近い存在であったデヴィッドには、勝つ事ができませんでした。

エイリアン2ではない

邦題ではエイリアン2ですが、正しくはエイリアンズです。初代エイリアンには、1体のエイリアンが登場しましたが、エイリアン2では複数のエイリアンが登場します。だからエイリアンズなのです。

しかし、監督のジョージキャメロンは、「エイリアンズ、だよ!」としつこく主張しているという噂です。つまり、米国でも「エイリアン2」と呼ばれる事が多いのでは?という想像になります。

エイリアン4ではない

エイリアン4の原題は、エイリアン:レザレクションです。

確かに、レザレクションは当時の日本人には響きにくいですし、4と付けた方がプロモーションしやすかったのでしょう。

2021年には、マトリックスの4作目のタイトルにレザレクションズと付いています。

マトリックス4じゃなくて本当に良かった。

エイリアン4から学んだのでしょうか?

エイリアン3は・・・

それなら、エイリアン3の原題は?なになに?ってなりますよね。

残念ながら、3は原題もエイリアン3なのです。では、エイリアン3の目玉情報はなんでしょうか?

実は、あの名監督デヴィッドフィンチャーの初監督映画なのです。興行的にはさほど素晴らしいものではありませんでしたが、デヴィッドフィンチャーのその後の活躍は皆さんご存じの通り。素晴らしい監督です。

参考:エイリアン3 - Wikipedia

エイリアン4の監督

誰が監督か知らなくても、想像できちゃうのがエイリアン4です。だって、ロンパールマンと、ドミニクピノンが出ているんですよ。これじゃあ、監督がジャンピエールジュネだと分かるに決まっているじゃありませんか。

複数のジュネ作品を観た人ならば、彼の好きな俳優陣がジュネ組として重用されている事が分かるでしょう。彼ら二人が一緒に出ているならば、「これってジャンピエールジュネが監督?」と想像で当たってしまうのは既定路線です。

ロンパールマンが主演のドラマ、ハンドオブゴッドはオススメですよ。

体液が強酸

エイリアンの体表は人力では破壊できませんが、武器では簡単に破壊できます。フェイスハガーの体表は柔らかく、ナイフで簡単に切り裂けます。

各映画のクルーはほぼ全員がエイリアン初心者。そのため、何も知らずにエイリアンを攻撃し、強酸を浴びて死亡します。強酸あるあるです。

船がグロい

異星人の船内は、装飾がグロいです。どういうセンスであれを採用するのか、ちょっと気が知れません。それに、エイリアンと同系色なので、隠れやすいし、判別しづらいんですよね。

そのせいでエイリアン2では、壁に同化して、そこにいるのに分からない、というシーンがあります。

そのグロさはギーガー

船のグロさは、けなすようなものではありません。エイリアンの産みの親、HRギーガーのデザインだからです。

初代映画『エイリアン』の静けさと不気味さが融合した映像は、ギーガーさんがいい仕事をしてくれたからこそです。

顔がない

エイリアンって、顔がないんですよね。口だけがある。耳、鼻、目がない。そのため、表情が感じられない化け物であるエイリアンには、不気味な印象を抱いてしまいます。

コヴェナントで、直立可能な白いエイリアンは、頭が丸い感じでした。口もありません。エイリアンの致死的な攻撃は、口から飛び出すロケット口です。口がなければ安全・・・と思ったら、しっかり噛み付かれました。

どうやら、攻撃時だけ口を開けるようです。つるんとして口もないように見えたので、少し安全なのかと誤解しました。やっぱり怖いです。

筋力は人間並

凶暴な生物兵器であるエイリアンは、どの点においても人間よりは強いのですが、重い物を動かしたり、高いところへジャンプするような、強い筋力はないようです。つまり、エイリアンの身体能力は、人間をベースにしていると考えられます。

この点も、エイリアンが異星人を開発したと思わせる点です。

運動能力は高い

走るのが速い。泳ぎも得意。はしごも登れる。タイマンだと大抵の人間には負けない。といった感じで、人間より行動力が高く、戦闘力も高いエイリアン。出会いたくないです。

会話は無理

キーキーしか言わないエイリアンは、言語を持たないようです。人間の言葉を理解している気配もありません。原始的な動物並みの理解度しか持たないようです。

でも知的

戦闘においては非常に知的で、人間から隠れて闇討ちするのが得意です。とはいえ、それが人間と比べて知的かというと、やはり原始的な生命体程度の知能しか持たないようです。生物兵器なので、あまり賢いと作った側が困りますよね。意図的に知能を低く作ったのだと思われます。

かなり知的

エイリアン4は、エイリアン達をかなり舐めまくった人間の対応が描かれます。檻の中に数体のエイリアンを幽閉していると、エイリアン同士が喧嘩を始めました。

なんだなんだ、君たちも子供みたいだな。わっはっは。

なんて笑っている場合ではなく、破壊された体から出た体液で床に穴を開け、檻から逃げ出しました。自分達の体液が強酸であり、穴を開けられる事を分かっていて仲間を殺したのです。

これってかなり知的というか、賢すぎますよね?この場合、仲間を殺す事にどのような意思疎通があったのかは永遠の謎です。

表皮は簡単に壊れる

銃弾は貫通し、ナイフでもダメージを受けるエイリアンの表皮は、人間の皮膚よりは硬いものの、簡単に破壊が可能です。これは、エイリアンが量産兵器であり使い捨てなので、頑丈である必要がないという事と、破壊すると強酸で返り討ちに合うので、脆い方が効果的、という理由が考えられます。

別の観点では、エイリアンを使う側がコントロールしきれなくなった際に、頑丈で破壊しにくいと都合が悪いので、殺傷能力だけを高め、耐久力は低くした、とも考えられます。

火には弱い

あらゆる動物と同様に、火には弱いようです。エイリアン2では、火炙りで脅され、クイーンの睨みも無視して護衛エイリアンは物陰に隠れてしまいます。ただ、熱いから苦手というだけかもしれません。火炙りで死んだエイリアンの姿は確認できませんでした。身体的に高熱に弱いのかは不明ですが、熱を感じる神経は備えているようです。

超低温にも弱い

エイリアン3で、液体窒素的なものをぶっかけられたエイリアンは、完全に凍り付きました。一応、凍る事が確認できたわけです。しかしその後自然解凍になり、元通り活動を始めました。この場合、低温に弱いと言えるのかどうかは微妙なところです。人間は普通に凍らせると、細胞が壊れて死亡してしまいます。エイリアンは元通りでした。

これは、低温には強いと言ったほうがいいのでしょうか・・・。

宇宙では凍る

船外に放出されたエイリアンは凍る姿が映っていました。やはり超低温では凍るようです。しかし、自然解凍で元通りの事を考えると、船外追放したエイリアンがどこかで自然解凍したら、めちゃくちゃ迷惑です。

船外追放は慎重に行いましょうね。

呼吸は必要?

少なくとも、人間同様の呼吸は不要そうです。エイリアン4で水中を泳ぐエイリアンは、息継ぎする様子はなく、水中で気泡を吐く事もなかったようです。

水の外で活動するエイリアンも、呼吸に合わせて体が動くような気配は見当たりません。もしかして、エイリアンは呼吸が不要なのでしょうか。

目的が不明

エイリアンの開発者は、生物兵器を意図したと考えられます。では、エイリアン自身は、何を目的に生きているのでしょうか?

人間を見るなり即殺しにかかります。フェイスハガーから人体に産み付けられた後は、数時間の間、人体から栄養をもらい、成長します。その人体から飛び出た後は、その人間を攻撃する事はありません。これは、毎回近くに生きた人間がいて、攻撃対象として生きた人間を優先しているだけかもしれません。もしくは、母体であった人体は、腹を食い破った後には必ず死亡するという事実が隠されている可能性もあります。

人間を全滅させた後、エイリアンは何を目的に生きるのでしょうか。これは、エイリアンシリーズでは描かれない謎です。なぜなら、人間が全滅する前に、エイリアンは撃退されるからです。

スピンオフ作品では、プレデターと共に、無数のエイリアンが遊んでいました。あのような数のエイリアンは、敵がいなくなったら、何をして過ごすのでしょうか。エイリアンが主役のスピンオフがあっても面白そうだと思うのですが、ヒットするかは未知数です。

成長早すぎ

卵を産み付けて数時間で人体から飛び出し、数時間で成体になります。明らかに、DNA操作された生物兵器の匂いがしますね。

生物である以上、成長には栄養が必要です。どこまでDNA操作されているのか不明ですが、外部からの補給がなければ、体が大きくなる事はありません。コヴェナントの直立エイリアン以外は、人間を殺すだけで、噛み付いたりしません。

となると、エイリアンの餌は一体何なのでしょうか。食事シーンがない事から、可能性としては、大気中の微粒子から栄養補給している可能性があります。しかし、あのような高速成長には、大量の栄養が必要です。実は、エイリアン最大の謎はあの成長の速さなのかもしれません。

プロメテウス単体の感想

プロメテウスの記事も別に書いていますよ。

コヴェナント単体の感想

コヴェナントの記事も、別に書いています。

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