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人気作だけど?『トゥモローウォー』のネタバレ感想・考察/The Tomorrow War (2021)

どーも、丸山です。 これ観ました。 

youtu.beAmazon Originalなので、Prime Videoで観る事ができます。

この映画は何ですか?

 

 

「クリスプラットのほう」です。

 

 

主演は?

人気俳優のクリスプラットです。
本作でも、マッチョすぎないナイスバディ、キメキメ過ぎないソフトなイケメン顔と優しい演技が魅力です。

クリスプラットマーベルヒーローとして活躍しているので、今後も人気俳優の座を維持していくでしょう。

良作ですか?

残念ながら駄作です。
Amazonでの評価数は多く、評価は低くはないので、多くの人にとって「つまらないわけではない」のでしょう。確かに、観ていてまぁまぁ面白く観る事はできます。

しかしながら、トゥモローウォーという題材からすると陳腐な内容であり、期待するとイマイチに終わる可能性が高い作品です。

どんな内容ですか?

フットボールの試合中に30年後の未来からの使者が来て「地球が滅亡するから未来に来て」とお手伝いをお願いする。タイムトラベル適性のある人が選ばれ未来に送られ現在と行き来しながら戦闘するが、未来の転送装置が壊れてしまい、現代だけで問題解決を図る。

みどころは?

使者が来るシーン

未来人が来るシーンはミステリアスで、「一体何が起きるんだろう」という緊迫したシーンが魅力です。

初転送シーン

地上3メートルに転送と言われたのに、未来に出ると高層ビルの遙か上に着き大半が落下死という初歩的なミスに「未来ヤベェ」となります。

ギルピンさん

主人公の奥さん役で、名女優ベティ・ギルピンが出ています。本作では彼女の魅力を生かし切れていませんね。もったいないです。

彼女が演じる強すぎる女性はこちら

評価の理由

武器が酷い

30年後の未来から託された、人類を救う兵士に支給される武器は「普通の小銃」で、しかもほぼ「私服姿」なのです。敵は動きが速く大群でやってくるので、そんな武器では兵士がやられるのは不可避ですし、それなのに防具がないのは悲惨です。
未来から情報が与えられるわけですから、もっと効果的な武器と装備を与えるべきと観ている人は思うでしょう。

SF作品とは言いがたい

タイムトラベルをきっかけとした映画でありながら、SF的な印象がほとんどない点もマイナスです。未来側の操作で時空の穴が開く時にCGが映る以外には、「無防備な人間用の小銃」でモンスターと戦闘するただのアクション映画に過ぎず、SF的な印象はほぼありません。

あらすじに騙される系の作品と言えます。

肉弾戦で勝てちゃう

雪原でマザーエイリアンと一騎打ちになりますが、雑魚エイリアンと小銃で戦いながらも棘弾で重傷を負わされてきたのに、そのラスボスとの戦いが素手です。一応刃物とウイルスは使用しますけれども、そういう問題ではなくてですね。このラストバトルは迫力もイマイチなので、アクション監督がイマイチなのかもしれません。

SF考証が古い

タイムトラベル作品には2つのタイプがあります。行き先である世界の時空が、同じ世界線か、異なる世界線か、です。

本作は、世界線が異なる方式を採用しています。従来の映画ではこのタイプのほうが多かったようです。別物の世界であるほうがシナリオをシンプルにできるからでしょう。同じ世界線を採用すると、シナリオが複雑どころか非常に緻密な作り込みが必要になります。また本作のように個人レベルではなく世界規模で未来と現在が交流する作品においては、未来と現在の出来事が繋がっている事が必要───なぜなら、現代でエイリアンを撲滅したらそもそも未来では戦争が起きておらず、未来からの使者も来ない───であり、本作はこのままでは成り立たなくなるからです。

しかし、近年の作品では世界線が同じ方式が増えています。「TENET」もそうです。世界線が異なる方式だと、都合が良すぎてしまう印象になります。科学的にどちらが正しいかは別にして、映画としてより面白みが増すのは同一世界線方式です。その点においても、本作は残念であると言えるでしょう。

「クリスプラットのほう」とは?

顔を並べると違うのに、映画で観ると「あれ?これはクリスプラット?サムワーシントン?」ってなる事があります。ネットでも、ある程度の層がそれに該当することが知られています。

本作は駄作の部類ですが、サムワーシントンもNetflixで駄作をやっちゃってます。

www.netflix.com

驚いたことに、「Netflix+タイタン」でググっても作品がヒットしません。なので、しょうがなくNetflix内で検索しました。あまりにも酷い駄作であるため、なかったことにしたいのでしょうか・・・。タイタンはサムワーシントンを起用したにも関わらず、Netflixオリジナルの中でも群を抜く駄作です。

そんなわけで、駄作という共通点により主演が更に曖昧になりそうですが、本作は「クリスプラットが出ているほうの駄作ですよ」という事になります。

劇場公開予定だった

本来は劇場公開作として作られたらしい本作は、もし劇場公開をしていたならば、大事故になった可能性がある駄作です。配信限定になってむしろ良かったのではないでしょうか。

未来と連携した戦争という着眼点は良かったのですが、そのテーマを生かし切れていません。本作は、詰めの甘い脚本で失敗したと言えるでしょう。

 

過度な期待を避けて、適当にアクション映画として観る分には面白く観る事ができます。

Prime Videoでどうぞ。