ネタバレパラダイス

ネタバレ感想・考察ブログ

『ハンティング・ナンバー1』のネタバレ感想/Happy Hunting (2017)

どーも、丸山です。 これ観ました。

youtu.be

この映画は何ですか?

 

「ザ・ハントの類似品」です。

 

良作ですか?

個人的には駄作というか、観る価値なしでした。

恐らく日本だけですが、邦題が原題からかなりかけ離れてしまっています。原題の「ハッピーハンティング」でも問題ないはずなんですが・・・。時期的に、レディ・プレイヤー1みたいなタイトルにしちゃえ!っていう日本の配給会社の悪い習慣が出てしまったのでしょうか。

どんな内容ですか?

年に一度の村の祭りで殺人大会が開かれる。知らずに訪れてしまった人が目が覚めたら狩りが始まるところだった。・・・が実質的な映画の始まりなのに、その始まりが30分ほど観たあたりからです。冒頭の30分の内容は極薄です。そこから本編が60分ですから、本編の内容の薄さも予想できるでしょう。

秀作「ザ・ハント」の評価が100ならば、この作品は5ぐらいですかね。

ちゃんと観ましたか??

ながら見で内容見切れてないのかもと思い、頑張って2回目はしっかり観ました。
しっかり2回目もつまらなかったです。

どこがダメなんですか?

あまり重要でない前置きが長いです。全長の3割も使うほどの内容ではないです。脚本も撮影もイマイチですし、技術的に足りていない感じです。「ザ・ハント」と比べるとダメなところが多いです。

ザ・ハント比

ザ・ハントは良作ですので比較対象として適格ではないですが、公開時期がやや近く、同じマンハントをテーマにした作品なので、少し比べてみました。

スピード感

一番の違いはスピード感でしょうか。ザ・ハントにはスピード感がある。本作はだらだらしている。ザ・ハントは何も説明がなく狩りが始まるのに対して、本作は触りだけ獲物に説明がある。しかし情報量がスカスカ過ぎて、このシーンは丸ごと要らない。結果、夜中に逃げて夜明けから狩りが始まった、と状況から判断はできるけど、どうやってあんな広大な砂漠?を長距離逃げ続けたのか、なぜ明るくなったら急に狩りが始まるのか、これらに妥当性がなく、スリル感の断絶という致命的な欠陥が生じる。

緊迫感

逃げるフィールドは無制限なのか、広すぎて緊迫感がない。あんなに障害物ゼロの砂漠を逃げても、ライフルでスナイプする人がいたらあっという間に全滅するでしょうに。ザ・ハントは森の中から近隣の店舗まで、私有地から出られないように制限してハンティング。必死に逃げるという緊迫感が生まれます。

さらに、狩りが進んでも村人の雑な盛り上がりの絵がうっすら入ったりする程度で、お祭りしてる感が希薄。身内が死んでも、悲壮感のない雑な反応。

マンハントから逃げてたら国境超えちゃったテヘペロ~っていう映画を作りたかった、というだけのアイデアから作られた映画なんだろうな、と容易に想像してしまいます。

演出が酷い

例えば、狩る側の嫁が車から引きずり出された瞬間に夫が名前を叫び、減速なしで段差に突っ込んで停止。という違和感。嫁が引きずり出されなかったら段差衝突はどう回避したの?っていう不自然なシーンです。

ラストは?

文字、会話による説明がないので、映像からの想像ですが、メキシコからの違法な国境越えの人々を見て、直感で地下道の入り口を見つける主人公。地下道を抜けて地上に出て、やったー!ってなってるところをメキシコ人に撃たれて、笑って終幕。逃げられたと思ったらメキシコに出ちゃってて、米国人からは逃げられたけどメキシコ人に殺されちゃった。というオチ。んー、雑!

 

いろいろダメな映画でした。そもそもこれ映画? TV映画臭い。