どーも、丸山です。 これ観ました。
Amazon.co.jp: 式日(しきじつ)を観る | Prime Video
この映画は何ですか?
「名作扱いされている迷作です」
良作ですか?
いいえ。
どんな映画ですか?
エヴァンゲリオンで有名な監督による、哲学をナレーションで語らせ、嫌悪感しか沸かない女性を追い続ける作品です。
カメラマン役を演じるのは映画監督として有名な岩井俊二。たどたどしく喋るので、喋り始めを言い直すシーンが、演技ではなく本当にセリフを言い間違えたのをそのまま採用しているのではないかと思えるほど、演技は稚拙です。なぜ採用した。
嫌悪感女優は、演技力なし。邦画基準なら、普通でしょうけど。メイク、言動、が嫌悪対象です。
大竹しのぶに似た変な女優持ってきたのかと思ったら、本当に大竹しのぶだったようです。これには驚き。
ところどころ、エヴァンゲリオンに共通するシーンが散見されますが、これは監督が異なる作品に跨って自分の哲学を観てほしくて堪らないからです。
恐ろしく低予算風に作っているのも特徴的。実際に大した予算はかかっていないはずですが・・ こういう作品を有名になった後でも出しちゃうあたりが、一流の世界的な監督にはなれない彼らしいところではないでしょうか。
最も痛々しいのはナレーションで長々と哲学を語らせているところ。
映画なんだから、映像で表現しなさいよ、です。ナレーションならラジオや本でいいわけです。映画としてできることは他になかったのでしょうか?
最後の3人で椅子に座って会話しているシーンも、痛くて観てられませんでした。
観る価値はどのぐらいですか?
ないです。監督フリークならぜひ観てください。