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社会派?『アス』のネタバレ感想・考察/Us (2019)

どーも、丸山です。これ観ました。

アス/Usとは

アスは2019年に製作された映画で、『ゲットアウト』、『アンテベラム』と同じ『ショーン・マッキトリック』のプロデュース作品です。

別荘で過ごす一家を、謎の家族が襲います。謎の家族は、どことなく家族構成や見た目が似ており、何かがおかしい。やがて、襲われたのは自分達一家だけではない事が分かります。謎の集団の目的が明らかになると、かつてない恐怖が訪れます。

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引用元:https://www.imdb.com/title/tt6857112/

この映画は何ですか?

 

「新しいタイプのホラー映画」です。

 

あらすじは?

別荘で過ごす一家の元に、赤いジャンプスーツを着た謎の集団が現れる。一家は拘束から逃げだし、襲われたのが自分達だけではない事が分かる。更に、世界中で同じ事が起きている事も判明。

謎の集団は言葉を使えないようだが、一家の母に似た影の女性だけは、若干会話ができる。

やがて謎の集団の正体と目的が分かり、逃げ出す。

最後に一家の母は、幼少時に入れ替わりが起きていた事を思い出す。

描かれていない謎

・この旅行まで、家族は母親をおかしいと思うことはなかったのか

・ラストシーンで母親を見つめる息子の心境はなんだったのか

・人間であり偽影である母親だけが、影の中で唯一話すことができた。他の影はうなり声しか出ないが、言葉は理解できる様子。しかし偽影の扇動によって蜂起することができるだけの知能があるのかは謎。

・表と影が出会ったときに起きた奇跡とは何だったのか?

・地上から下るエスカレーターを見て、なぜ影は地上に上ろうと考えたのか?考えたような描写に見えたが、実際には表の動きに反射して都合良く地上の迷路に到達できた?そうは思い難いため、本当に彼女の影は何か特別だったのかもしれない。

メタファー的に理解可能な点

・バレエシーンが頻繁に映るのは、実際に踊っていたのは地下で入れ替わった人間で、地上の影は繋がりによって動いていただけである。

・地下でガンガン踊りまくる幼少時の偽影のシーンで「すぐに普通ではないことが上の人間達にばれた」と言っているが、これはキビキビとバレエを踊って動きが違うことと、「話すことができること」から、普通の影ではないと判断された。何をされたかは描かれていないが、しゃべれなくするために喉を潰された可能性がある。だから地上に出てきた偽影の母は、しゃべることはできるが声がかすれている。

・これは完全に想像な点だが、普通ではないとばれた偽影の記憶を無くす処置を行った可能性がある。だから地上の影は記憶を無くし、人間としての生活ができるようになったのかも。

・地上で偶然、表娘に出会った影娘として、偽影は「お前と出会ったことで奇跡が起きた」と語り、この奇跡によってバレエを踊り普通ではないとばれて何かをされた。その後恨みを晴らすべく地上へ出るために蜂起したという流れを語っているが、実際には奇跡が起きたとしたら地上に入れ替わった影の方であり、彼女は偽影なので、語った本人には奇跡は起きていない。単に地下に幽閉された本来人間として暮らせたはずの娘である。

・母親が息子を探す際、映像的に省略されているが実際にはそれなりに迷路を迷って偶然地下への入り口を見つけたかのように描かれているが、実際には、過去に地下から迷路に上がってきて表と出会い、表を地下に置きに行って再度地上に戻ってきたので、2往復している。そのため、地下への行き方は知らないはずなのにすぐに探し出せたのだと思われる。

最後の想像

影娘は悪意によって表娘を地下に連れて行き閉じ込めたので、影娘には意志があったと思われ、そうであれば影娘は実は魂の入らないクローン失敗作ではなく、実は成功していたのでは?という推測も可能。ただその場合、1つの魂を共有するという共振関係が成り立たないので、不完全ながら少し魂が入った成功の一歩手前みたいな状態だったのかもしれません。

他にもあるオススメ作品

プロデューサーが同じ作品『アンテベラム』

『ゲットアウト』、『アス』を生み出した、同じプロデューサーの作品です。過去作より更に大きな「秘密」のある作品なので、『ショーン・マッキトリック』プロデュース作品が好きな人は、あらすじも公式サイトも読まず、情報ゼロでとりあえず1回観る事がオススメです。
↓この記事ももちろん、先に見ちゃダメですよ。

『ショーン・マッキトリック』は天才としか言いようがないですね。今後の作品も、あらすじも読まずに直接映画館に行くのが良さそうです。