どーも丸山です。
一応、観ましたよ。ロケットマン。なんと退屈な映画か。
全く面白くもなく、感動もなく、性的表現の露骨さにうんざりしつつ、今まで観た映画の中で1,2を争うワースト作品となりました。
エルトンジョンのことは何も知りません。有名なゲイ歌手。知識はこれだけ。作中で知っている曲は1曲だけでした。一番有名な曲ですね。でも曲名は知りません。後から教えてもらったところ、ユアソングでした。
監督がボヘミアンラプソディと同じ、ってところに若干期待してしまったのが裏目に出ました。ボヘミアンラプソディの良さが、この監督の力量によるものではなかったことがよく分かります。
エルトンファンには響くのかもしれませんが、丸山には全く。親父と母親が酷かったのは分かりましたが、だから成長できたのだとか、だから堕落したのだとか、そういうストーリー的な繋がりが描かれていない。いつの間にか年数が経過しているようであったが、それがなんとなく分かるのは、主演の「禿げメイク」からくる「禿げたから年取ったんだな」というところ。
主演の彼は↓にも出てましたね。こういう役のほうが合ってると思います。エルトン役には難しかったんじゃないかなって気がしますが、丸山はエルトンジョンのことを知らないので、彼が適役だったかどうかはファンじゃないと適切な評価は出せないですね。ファンの皆さん、いかがだったのでしょうか?
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
明らかにボヘミアンラプソディの二番煎じである本作は、当然ボヘミアンラプソディファンの鑑賞が期待されていると思いますが、全く比較対象になりません。ほぼ何も共通点がないからです。
個人的には、ボヘミアンラプソディはブライアンシンガーが大きく貢献していると思っています。ロケットマンにはそれがない。どこをどういじったら良くなるのか改良点すら見えません。エルトンジョンについて印象が良くなることもなく、もっと曲を聴いてみたい!と思うこともありませんでした。ユアソングだけ別格で名曲に聞こえましたが。
鑑賞し始めてすぐにこれは駄作だと気づき、すぐ退場したくなりましたが、終盤になってもその見方は変わりませんでした。観ているのが苦痛で最後の方は目を閉じてただただ終わるのを待ちました。どういう人にお勧めできるのか分かりません。エルトンファンだけが観に行くのが良いかと思います。